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メバルの仲間だけに、味はソイより上かも。
ガヤ(エゾメバル)は夜行性なので夜釣りがメインになります。
主なポイントになるのはストラクチャー周りでソイに類似しています。サイズは20cm前後でクロソイの様に大きくは成らず、25cm前後が釣れれば良型と言って良いでしょう。
ただ、引きは小気味よく、メバルより引くと言う人もいます。また、性格は臆病で群れで行動し光に集まる習性があります。
以前は小型なら入れ食い状態でいくらでも釣れたガヤも、ここ最近はめっきり減ってしまいました。
- 夜釣りは危険が多い釣りです。安全に釣りをするための配慮は忘れずにしたい。
- ライフジャケットやヘッドランプは必ず着用。出来たらスパイクの付いた靴を履きたい。
- 明るいうちに釣り場を下見する。
- ビギナーの単独釣行は避ける。
- 騒いだり、海面にライトを当てるなど、他の釣り人に迷惑がかかる行為は絶対無し。
- もしもの時は海保の緊急連絡番号。局番なし118番に連絡を。
代表的なポイント
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ガヤが好むのは、根や、岩礁などのストラクチャー周辺。
消波ブロックや捨て石が海底にある、漁港や堤防からでも十分ねらえるのでビギナーも楽しめるターゲットです。
ポイントの詳細
- 1.外灯周辺
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光に集まる習性があるガヤ(エゾメバル)は、外灯などに照らされた場所は必ず探りたいポイントです。
- 2.浮玉周辺
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高活性時には、かなり上層まで浮いてくる特徴があるため、漁魚用の浮玉周辺にガヤが付いていることが多いです。
- 3.係留船周辺
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上記と同様、船底や係留しているロープ周辺は探りたいポイントです。
- 4.磯
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ガヤに限らず、磯周りはロックフィッシュ全般で1級ポイントになります。
ただ、夜釣りの場合が多いことや足元も不安定なので、ビギナーの単独釣行は絶対控えたい。
- 5.捨て石周り
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防波堤建設時に基礎として敷かれる捨て石の周辺は、防波堤からの釣りなので比較的安全な他、釣果も期待できるポイントです。
- 6.船道周辺
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周りに比べ少し掘り下げられている船道周辺は、ガヤも付きやすいポイントです。
船が通過する場合は、必ず仕掛けを上げて通過するのを待つのがマナーです。
- 7.沈み根周辺
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ロックフィッシュねらいでは定番のポイントです。
夜に沈み根を見つけるのは至難の技ですが、昼間に海面を見ると、海面の色が変わっている場所があることがあります。
そこに沈み根がある場合が多く、出来たら昼間の内にその場所にキャストして確認してみるのも手です。
- 8.消波ブロック周り
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防波堤の周りに積まれている消波ブロック周りも定番、必ず探りたいポイントです。
ただ、消波ブロックの上で釣ることも多いので足元には十分注意したい。
波が穏やかな日の方が、釣果が期待できます。
ガヤ(エゾメバル)は、活動する範囲が上層から低層とソイと類似している所が多くあります。
ただ、遊泳力がそれ程強くないので、波が穏やかな日の方が活性が高く、かなりの上層まで浮いてくることがあります。
逆に波が高い日は低層で活動することが多く、活性もかなり低くなります。そのため、ガヤをねらう場合はナギの日を選んだ方が釣果が期待できます。
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ルアーアクション
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上記で書いている様に、ガヤは遊泳能力はあまり高くありません。その為、アクションはスローが基本になります。
速かったり、激しいアクションを付けてしまうと、ガヤがルアーに追い着けなくなり、ヒットの確率が下がってしまいます。
- ストレートリトリーブ(ただ巻き)
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ロッドの先端を下げた状態でリールを巻いてくる釣り方です。
ガヤの場合は特にゆっくり巻いた方がよく、リールを2秒に1回巻くイメージ。
- ストップアンドゴー
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ストレートリトリーブの途中にリールを巻くのを止める釣り方です。
ガヤの場合は止める時間を長めにすると効果的です。
- リフトアンドフォール
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ロッドの先端を大きくしゃくり上げ、ルアーをリフト(浮かせる)させた後、ロッド先端をゆっくり下げ、ルアーを自然にフォール(沈める)させる。を繰り返す釣り方で中層から上層を効率よく探れます。
ガヤの場合は、ゆっくりと大きくリフトさせ、フォールの量も多めにしてやると効果的です。
- カーブフォール
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ルアーが着水したと同時にラインにテンションを掛け、ゆっくりとフォール(沈める)させる釣り方です。
ガヤの場合は、フォール中より、フォール後の巻き上げ中にアタリが出ることが多いです。




テクニック
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ガヤは落ちてくる物より、浮き上がってくる物に反応しやすいと言われています。また、アタリは、最初コツッコツッという軽いアタリが出ます。
しかし、ここでアワセを入れるとスゥーと抜けてしまうことが多いので、アワセを入れるタイミングは、ググーッと重みを感じてからがベスト、そうするとフッキングする率が上がります。
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泳ぎが苦手なガヤなどのメバル系のリトリーブはゆっくりが基本です。
リフトアンドフォールも効果的です。軽めのシンカーを使って、アクションは静かに大きくです。
カーブフォールはレンジを探るのに効果的。
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防波堤のヘチ(際)を探る時もリフトアンドフォールを使います。
これも中層から上層を効率よく探れるほか、ルアーをキャストする必要がないのでビギナーも簡単に使えます。

まとめ
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上記でも書きましたが、ガヤは泳ぎがあまり上手ではない魚です。
その為かナギの時の方が積極的に活動し、かなり上層まで浮いてくる事が多い様です。その場合は上層を中心に探ると良い釣果が期待できると思います。
とは言っても絶対に上層まで浮いて来るとは限らない訳です、やはり、ソイの場合と同じ様に、広く探って、ガヤが居るタナ(層)を速く見つける事が好釣果に繋がると思います。
また、ナギの時とは逆に、海が荒れ気味の時はガヤの活性が低下する傾向があります。
遊泳能力が低いため低層でじっとしていることが多く、捕食活動も消極的になるようです。
当然ルアーへの反応も悪くなるので、かなり厳しい釣りになります。
でも、絶対に釣れない事は無く、丹念にボトム(底)周辺を探ればリアクションバイト(反射食い)する事もありますが、数は期待できません。